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コラム再開、夏から秋へもう少し!

  • yshibata63
  • 8月21日
  • 読了時間: 3分

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去る3月1日に、“いま話題の脊柱管狭窄症って何?~後編~”と題した54号を発行して以来、約半年近くもの間、休刊してしまいました。

患者さんが多くなり空き時間がなくなってきたこと、他からの講演依頼、私的な諸事情などが重なり、執筆に手が回らなくなったことが理由です。突然の休刊が長期間となってしまい、愛読いただいていた読者の方には心よりお詫び申し上げます。 


この反省に立って自ら企画したこのコラムの円滑な執筆に加え、本業である三療治療において、患者さんにより良質な施術効果を提供し続けることができるよう、自身のライフワークバランスの在り方を考え直し、当院の営業形態を一部変更することとしました。 


受付時間は午前7時~午後7時迄と変更はありませんが、休業日となる対象日を、数字の末尾が(新設)、の日といたしました。


これら休業日はすべてが一日休ではなく、午前休(午後営業)と午後休(午前営業)をそれぞれ2回ずつランダムに組み入れております。具体的な月ごとのスケジュールについては、当院のホームページ及び院内掲示のカレンダーにてご確認いただけます。ご参考になさってください。 


さて、今年の夏は日本の最高気温は41.8℃にまで上昇、40℃を超えた地点も多く観測され、長期に渡る夏日・猛暑日が続くという異変のために体に大きな負担と体調の不良がもたらされています。これに伴って冷房の使い方、水分摂取の仕方、睡眠の確保の工夫など、多くの健康維持のための取り組みが求められています。 

 

これまでの常識を覆す対策も打ち出されており、医療的見解も様々に広がっているように思います。ここまで過酷な暑さになると、個人個人の体力やこれまでの気温の変化に伴う生活習慣の違いなどが体の反応に大きな差異を生じさせてきます。今は、自分の感覚を重視し、無理をせず、特に気分的な変調、めまいや食欲低下などの症状を無視することなく対応し、体に休養を与えながら過ごすことを推奨します。 


このところ、当院にご来院の患者さんでは、暑さのための全身の疲れ、水分の摂り過ぎと末梢の静脈やリンパ管の生理的拡張とが相まった「夏のむくみ」による手足のだるさなどの訴えが多くなっています。鍼治療を減らし、滋養強壮、循環バランスの改善などにつながるあん摩・指圧・マッサージに主眼をおいて臨んでいます。 


とはいえ立秋も過ぎ、秋は着実に近づいています。先日我が家の小さな庭に鈴虫を放しました。涼しさと心の落ち着きにつながるリーンリーン♪と泣く声に耳を傾け、穏やかな夕べを過ごしています。 <第55号>


※次回、(56号)は、2025年8月30日(土)頃に発行予定です。

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