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ぎっくり腰…魔女の一撃を治す(前編) <第61号>
朝、目覚めて起き上がろうとしたら急に腰の痛みを感じて起き上がれ なくなった、買い物かごを持ち上げたら予想外に重く、力を込めた瞬間に強い痛みが起きて動けなくなった、洗面台の前に立って歯磨きをしようとしたら腰に激痛が走って腰の曲げ伸ばしができなくなった …などなど、 突如として痛みに襲われた経験がある人は多いと思います。 その後は数日に渡って強い痛みが続き歩行や立ち 座り、寝返りができなくなり、日常生活や仕事に支障が出たはずです。またこれをきっかけに腰の痛みが治らなくなったり、同じ症状を何度も繰り返すようになっている人もいることでしょう。 このように突然に起きる腰の痛み(腰痛)は、"ぎっくり腰" という表現で呼ばれ、広く知られています。 ドイツやイギリスなどではこれを" 魔女の一撃"と称して、ある意味恐るべき症状として呼ばれているのです。 急に気温が下がり、寒さも感じる今の季節は、ぎっくり腰(魔女の一撃)を経 験する人が多くなります。 暑さの中で和らいでいた骨格筋は、 気温差に伴って次第に硬さが増し、動きが悪くなってきているため、症状が起こ
6 日前


気になる体の左右差~後編~ <第60号>
前号からの続きです。 生まれてから思春期頃までに病的に体の左右差を生じてしまうものに、首では"新生児筋性斜頸"、背中では"特発性側弯症" の二つが挙げられます。 【新生児筋性斜頸】 胸鎖乳突筋という筋肉にしこりや短縮が起きて首が傾きます。胸鎖乳突筋は、首の最も前下中央部...
10月10日


気になる体の左右差~前編~ <第59号>
人の体は、頭のてっぺん(頭頂)→眉間→鼻の先端→顎先・喉仏→胸骨→みぞおち→臍→股間(陰部)→脊柱(背骨)→頭のてっぺんへと、ぐるっと一周をつないで、それを正中として左右に均等・均一に分かれています。 そして下方には2本の下肢が、肩からは2本の上肢がバランスよく出ています...
10月2日


長きにわたる傷と痛みを治す <第58号>
交通事故では毎年30万人余りの人が軽重の負傷に見舞われていま す。 また、 労務上の事故、日常生活の中での転倒や打撲などの不慮の事故によっても多くの人達が負傷しています。 これらの事故では、骨折・関節の損傷・ 内臓や皮膚に起きる外傷など、いずれも痛みや腫れを主とした強い...
9月20日


元気の生み出し方の工夫
長きに渡って続く記録的な猛暑とこれに対処するための冷房温度の取り扱いに翻弄され、体力や精神力も限界に達して元気がなくなり、自分の日常生活が円滑に行えなくなっている人も多いのではないでしょうか。 日本人は自分が元気かどうか、隣人に元気があるかどうか、久し振りに会った人には”...
9月10日


開院2周年~人と接し病状に向き合う~
当院は2023年9月1日に開院し、このたび2周年を迎えることができました. おかげさまで日々忙しくも充実した時間を治療に専念できております. これまでに665名の患者さん(女性432名、男性233名/練馬区内461名、区外204名)にご来院いただき、そのうち120名の方には...
8月31日


コラム再開、夏から秋へもう少し!
去る3月1日に、“いま話題の脊柱管狭窄症って何? ~後編~”と題した 54号を発行して以来、 約半年近くもの間、休刊してしまいました。 患者さんが多くなり空き時間がなくなってきたこと、 他からの講演依頼、私的な諸事情などが重なり、執筆に手が回らなくなったことが理由です。突...
8月21日


いま話題の脊柱管狭窄症って何? ~後編~
脊柱管狭窄症の症状: 頸部 脊柱管狭窄症では首から肩、腕から指 にかけての痛みと痺れが生じることで力が十分に入れられなくなり、文字が書きづらい、ボタンが掛けにくい、箸が持ちにくいなどといった日常生活に影響する症状が現れます。 腰部...
3月6日


いま話題の脊柱管狭窄症って何? ~前編~
足が痺れる。足が痺れて痛む。痺れと痛みのために⾧時間歩けない。 じっと立っていると耐えられなくなって 座り込んでしまう。だから遠出ができない。旅行にも行けない。 高齢化が進み、主に50歳以上の人達の中にこのような症状を訴えながら生活する人が増えています。...
2月21日


体と荷物のいい関係 ~前編~
数年前、毎日重い荷物を持ったり背負っての通勤はやめようと思い、財布や定期券、カードだけを持って手ぶらで移動を試みたことがありました。とても軽やかですがすがしい通勤でした。周りからは"どうしたの?"と揶揄(やゆ)されるほど不思議な光景であったようですが、長続きはせず、いつしか...
1月31日
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