top of page
検索


パーキンソン病に三療治療を役立てる <第67号>
先日、79歳になる歌手の美川憲一さんが心臓病の手術と難病に指定されているパーキンソン病の発症を公表しました。悪い体調を押して、これからも芸能活動を続けると言っていました。また、多くの友達にも励まされ、支えられることを原動力として、頑張って活動するとの表明に感動を受けました。 パーキンソン病は、神経の指令を全身の筋肉などに伝えるドーパミンと呼ばれる物質を精製する脳内の細胞の破壊が進むことで生じる進行性の病気です。 多くは50歳前後から発症し、男女比は1対1.8程度で、国内には20万人以上の患者がいると推定されているようです。 パーキンソン病の病態は比較的ゆっくりと年月をかけ、しかし確実に進行して悪化をたどり、最終的には寝たきり状態になる場合もありますが、寿命に大きな影響はないとされています。その症状は、自分の意思で制御できにくいもので、筋肉の動きの変化をメインに現れてきます。 全身各所の筋肉の強ばりによって手足の動きがぎこちなくなる、全身的に行動が緩慢(かんまん)になって素早く動かせなくなる、表情が硬くなるなどの症状が現れます。歩行障害としては
2025年12月20日


お尻の痛みにご用心(前編) <第65号>
”尻もちをつく”、”尻込みする”、”尻拭いする”、”お尻探偵”・・・ 腰の下で太ももの上に大きく後ろに飛び出したお尻。 立ち座り、歩く時に注目される部位であることは皆様周知の通りです。 このお尻、本来は痛みを感じにくい部位だけに痛みを感じるようになると要注意です。 お尻を形作る土台は骨盤で、左右の腸骨・座骨・恥骨と腰骨に続く真ん中にある仙骨と尾骨からできています。 男性の骨盤は幅が狭く背が高いのに対して、女性の骨盤は背が低く横に広がった形をしており、男女で違いを生じています。左右のお尻の盛り上がりに関係する筋肉と脂肪を乗せるのは腸骨と座骨です。 腸骨は上に向かって半円形に突き出している、いわゆるベルトがかかる部分とその下の前方向に向かって大きくお皿のように窪んだ部分とから成り、その部分にお尻を形作る主体となる筋肉がはまり込み貼り付いています。 座骨は腸骨の下に続き、やや大きな塊のようにどっしりしている骨で、その後ろ下方向に突出した先端が、座った時に当たって意識されます。主に太ももの後ろと内側に向かう筋肉の始まりの部位になっていま
2025年12月6日


脈をとる習慣をつけよう(前編) <第63号>
今、猛暑から30℃近くも急降下した気温に体内の多くの機能が応えようと変化して、元気な体を保とうとしています。 中でも心臓はその影響を最も大きく受けながらも気づかれないうちに精一杯の対応で平常心でいられるようにしてくれています。 ずばり、心臓が動いていることで命が続くのです。これがエンストを起こして止まれば即座に命は失われます。 心臓の動きは心臓そのものの動きとそれに伴う音、つまり拍動に加え、全身各所の血管で脈として触れて観察することができます。一般的には、多くは手首のすぐ上の親指側の橈骨(とうこつ)動脈に人差指・中指・薬指を当てて脈の動きを触知して数えます。 古くから東洋医学では、”脈診”と言って脈の速さ、強さ、流れる血液の充実度など脈の状態を細かく分析して応用し、治療に臨む流儀があります。乳幼児や脈の弱い人、血管の位置がわかりにくい人などは触知に難を要する場合もありますが、器具を使わずに自分で確かめ、知ることのできる大変手っ取り早い検査と言えます。 しかしながら多くの人は“脈をみる”ということを普段あまりしていないように感じます。
2025年11月10日


ぎっくり腰…魔女の一撃を治す(後編) <第62号>
前号からの続きです。 ぎっくり腰→魔女の一撃に見舞われると、その強い痛みによって腰を前に曲げられない、後ろに反らすことができない、しゃがみこみや立ち上がり ができない、寝返りがうてないなどなどの動作に苦痛が伴い、これが数日から数週間に渡って続き、日常生活や仕事に支障をきたすことになります。 この苦痛か らいかに早く復帰できるか、誰しもが願うところです。 そのための治療は何が最 も即効性を有し、確実に正常な状態に復するかの早道につながるか。それは三療治療(鍼・あん摩・指圧・マッサージ・灸)のうち、鍼治療に限ります。これは決して鍼をひいきして書いているわけではなく、確証を得ている所以です。 鍼が未経験の人達の多くは、まずは整形外科に足を向けるでしょう 。そうすると特に最近は痛みの治療に先がけてレントゲンを撮られます。骨に障害が見受けられなければ、”骨には問題がないので、湿布と痛み止めの薬を出しますから、電気治療を受けてから帰ってください。帰宅したら、しばらくは安静にして治るのを待ちましょう”と告げられることが多いのではないでしょうか。しか
2025年10月30日


ぎっくり腰…魔女の一撃を治す(前編) <第61号>
朝、目覚めて起き上がろうとしたら急に腰の痛みを感じて起き上がれ なくなった、買い物かごを持ち上げたら予想外に重く、力を込めた瞬間に強い痛みが起きて動けなくなった、洗面台の前に立って歯磨きをしようとしたら腰に激痛が走って腰の曲げ伸ばしができなくなった …などなど、 突如として痛みに襲われた経験がある人は多いと思います。 その後は数日に渡って強い痛みが続き歩行や立ち 座り、寝返りができなくなり、日常生活や仕事に支障が出たはずです。またこれをきっかけに腰の痛みが治らなくなったり、同じ症状を何度も繰り返すようになっている人もいることでしょう。 このように突然に起きる腰の痛み(腰痛)は、"ぎっくり腰" という表現で呼ばれ、広く知られています。 ドイツやイギリスなどではこれを" 魔女の一撃"と称して、ある意味恐るべき症状として呼ばれているのです。 急に気温が下がり、寒さも感じる今の季節は、ぎっくり腰(魔女の一撃)を経 験する人が多くなります。 暑さの中で和らいでいた骨格筋は、 気温差に伴って次第に硬さが増し、動きが悪くなってきているため、症状が起こ
2025年10月20日


長きにわたる傷と痛みを治す <第58号>
交通事故では毎年30万人余りの人が軽重の負傷に見舞われていま す。 また、 労務上の事故、日常生活の中での転倒や打撲などの不慮の事故によっても多くの人達が負傷しています。 これらの事故では、骨折・関節の損傷・ 内臓や皮膚に起きる外傷など、いずれも痛みや腫れを主とした強い...
2025年9月20日


ご挨拶:9月1日で開院2周年を迎えます.
当院のホームページを閲覧くださりありがとうございます. 異例の猛暑にもかかわらず、多くの方に足を運んでいただき感謝しております. さて、当院は9月1日で開院2周年となります. これまでのご愛顧に心より御礼申し上げます. ...
2025年8月31日


開院2周年~人と接し病状に向き合う~
当院は2023年9月1日に開院し、このたび2周年を迎えることができました. おかげさまで日々忙しくも充実した時間を治療に専念できております. これまでに665名の患者さん(女性432名、男性233名/練馬区内461名、区外204名)にご来院いただき、そのうち120名の方には...
2025年8月31日


~2025.9月の営業カレンダー~
2025年9月の休診日のお知らせ 終日休診: 3 (水), 8(月)11,(木),15(月),20(土),25(木),28(日),29(月),30(火) 午前休診: 16(火),21(日),26(金) 午後休診: 2 (火), 7(日),10(水)...
2025年8月21日


コラム再開、夏から秋へもう少し!
去る3月1日に、“いま話題の脊柱管狭窄症って何? ~後編~”と題した 54号を発行して以来、 約半年近くもの間、休刊してしまいました。 患者さんが多くなり空き時間がなくなってきたこと、 他からの講演依頼、私的な諸事情などが重なり、執筆に手が回らなくなったことが理由です。突...
2025年8月21日
bottom of page
