皆様に支えられて一周年、 さらなる技術向上に向けて歩みます
- yshibata63
- 2024年8月30日
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昨年の9月1日、鍼・あん摩・指圧・マッサージ・灸の治療院として”大泉学園しばけん三療院”を開設
いたしました。皆様とともに一日一日、歩みを進め、この度晴れて開院一周年を迎えることができました。
支えて頂きましたお一人お一人に心より御礼申し上げます。
これまで教員として40年近く三療の教育に携わってきましたが昨年3月末にその職を定年退職いたしました。
当初は少しゆっくり過ごそうと思っていたものの、はやる気持ちが先行し、予想よりも早く治療院の設計、運営の計画などに手を付けてしまい、半年の準備で開院にこぎ着けました。
世界情勢の影響による資材調達の遅延や業者の手配ミスなど手痛い経験もしつつ、少々見切り発車的ではありましたが、暦上でも9月1日が大変良い日であったことから、この日を開院日に選びました。
そして受付業務と患者さんの対応、治療室内外の整備については、看護師でもある妻に委ね、事実上二人三脚でスタートいたしました。
これまでのサラリーマンから個人事業者になることへの様々な心配、どれだけの患者さんに来て頂けるのかに対する不安、集客のためにどんな媒体を選定すればよいのか等々、毎日気の休まる時はありませんでした。
ただ、患者さんとの対応、多くの病気や症状に対する対処、治療の行い方等に関しては、これまで積み上げ、培ってきた学校での経験が大きく役に立ち、治療上の心配や悩みは最低限の負担で過ごすことができました。
おかげ様で徐々に患者さんの数も増え、最近は予約枠がいっぱいになる日もございます。診察券の発行枚数は327枚、お一人当たりのご来院回数は、10回以上が60名、20回以上が19名、30回以上が1名と、多くの方が現在も継続してご来院中です。感謝の気持ちと共に、皆様からご評価頂く自身への通知表として真摯に胸に刻んでまいりたく存じます。
当院の方針として、休診日を曜日固定とせず日付の数字の一の桁が0、1、5の付く日としたこと、営業時間を早朝6時45分からとしたこと、十日間三療コラムを発行したこと、乳幼児を同伴される方の治療を可能にしたこと、人と人が繋がる原点である会話のコミュニケーションを大事にしたこと、治療室内外に季節に合わせた装飾や植栽を施したことなどが、患者さんのお気持ちと重なっていったのだと思っています。
全身にわたるお体の様々な痛みや不調の訴え、精神的な苦痛の訴えまで、多くのお悩みに寄り添って治療させて頂いておりますが、十分に改善できなかったケースや治して差し上げられなかった病状もあります。
一周年を一つの区切りとして、さらなる研鑽を積むと共に、信頼され、愛される治療院を目指して、一人でも多くの方にご来院いただけるようこれからも取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
<第36号>