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お尻の痛みにご用心(前編) <第65号>
”尻もちをつく”、”尻込みする”、”尻拭いする”、”お尻探偵”・・・ 腰の下で太ももの上に大きく後ろに飛び出したお尻。 立ち座り、歩く時に注目される部位であることは皆様周知の通りです。 このお尻、本来は痛みを感じにくい部位だけに痛みを感じるようになると要注意です。 お尻を形作る土台は骨盤で、左右の腸骨・座骨・恥骨と腰骨に続く真ん中にある仙骨と尾骨からできています。 男性の骨盤は幅が狭く背が高いのに対して、女性の骨盤は背が低く横に広がった形をしており、男女で違いを生じています。左右のお尻の盛り上がりに関係する筋肉と脂肪を乗せるのは腸骨と座骨です。 腸骨は上に向かって半円形に突き出している、いわゆるベルトがかかる部分とその下の前方向に向かって大きくお皿のように窪んだ部分とから成り、その部分にお尻を形作る主体となる筋肉がはまり込み貼り付いています。 座骨は腸骨の下に続き、やや大きな塊のようにどっしりしている骨で、その後ろ下方向に突出した先端が、座った時に当たって意識されます。主に太ももの後ろと内側に向かう筋肉の始まりの部位になっていま
2025年12月6日


脈をとる習慣をつけよう(後編) <第64号>
前号からの続きです。 今号では脈が正常でない状態について書きます。 脈拍つまり心臓の拍動は成人で1分間72回前後が正常。 100回を超える場合を頻脈、50回を下回る場合を徐脈と言います。発熱時では1℃上がる毎に10拍~20拍ずつ増え、特に乳幼児はその増え方が大きく、 子供によっては 200を超える頻脈となることもしばしばです。 成人の頻脈は超肥満者や甲状腺 の機能が高まっている状態、精神的緊張度の高い人などにみられるほか、発作性頻拍と呼ばれる急に起きてしばらく続いた後に正常に復する頻脈などがあります。 頻脈の場合は動悸や息切れ、疲れ易さなどを感じることが多く、日常の運動負荷によりさらに苦しさが募ります。 徐脈は、 スポーツ心臓と呼ばれるマラソン選手など鍛えられた心臓を持つ人の場合は無症状で問題はありませんが、これ以外の徐脈は、病的な場合がほとんどで、めまい、苦しさ、意識の遠のき、失神などの症状を感じ、このような症状がある場合はできるだけ早期の対処が肝要です。 脈の速さや強さが短時間のうちに変化して乱れたり、 脈が飛んだりする場合を不整脈
2025年11月23日


脈をとる習慣をつけよう(前編) <第63号>
今、猛暑から30℃近くも急降下した気温に体内の多くの機能が応えようと変化して、元気な体を保とうとしています。 中でも心臓はその影響を最も大きく受けながらも気づかれないうちに精一杯の対応で平常心でいられるようにしてくれています。 ずばり、心臓が動いていることで命が続くのです。これがエンストを起こして止まれば即座に命は失われます。 心臓の動きは心臓そのものの動きとそれに伴う音、つまり拍動に加え、全身各所の血管で脈として触れて観察することができます。一般的には、多くは手首のすぐ上の親指側の橈骨(とうこつ)動脈に人差指・中指・薬指を当てて脈の動きを触知して数えます。 古くから東洋医学では、”脈診”と言って脈の速さ、強さ、流れる血液の充実度など脈の状態を細かく分析して応用し、治療に臨む流儀があります。乳幼児や脈の弱い人、血管の位置がわかりにくい人などは触知に難を要する場合もありますが、器具を使わずに自分で確かめ、知ることのできる大変手っ取り早い検査と言えます。 しかしながら多くの人は“脈をみる”ということを普段あまりしていないように感じます。
2025年11月10日
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