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お尻の痛みにご用心(後編) <第66号>
前号からの続きです。全身の中でお尻は痛みを感じにくい部位の一つです。 ここに痛みを感じるようになるということは、体に何らかの危険を知らせていると認識していいでしょう。 本号では、お尻の痛みの数々を記します。 まず、いわゆる”尻もちをつく”という外力による痛みです。 体を支えきれず上半身の体重を乗せたまま固い地面や床にお尻が突撃する場面は、数えれば何百回も経験しているはずです。子供の頃は何の痛みも感じず立ち上がれるものですが、成人になり歳が増すごとにダメージが大きくなり、痛みは座骨や大殿筋に深く入り込んで蓄積し、治りにくくなっていくのです。日常的には歩く際にも立ち続ける時にも力が加わるために、痛みは継続し悪化していくこともしばしばです。 座り続けることによる痛みは、近年在宅ワークや事務仕事の人達に多く発生しています。上半身の体重をお尻にかけたまま座り続けることで、圧迫による血流障害が生じて痛みを感じるようになります。座り方を工夫し、硬過ぎない座面に変えたうえで、根を詰めて座り続けないよう心がけ、定期的に立ち上がって歩くなどの動きを行うことが痛
2025年12月20日


お尻の痛みにご用心(前編) <第65号>
”尻もちをつく”、”尻込みする”、”尻拭いする”、”お尻探偵”・・・ 腰の下で太ももの上に大きく後ろに飛び出したお尻。 立ち座り、歩く時に注目される部位であることは皆様周知の通りです。 このお尻、本来は痛みを感じにくい部位だけに痛みを感じるようになると要注意です。 お尻を形作る土台は骨盤で、左右の腸骨・座骨・恥骨と腰骨に続く真ん中にある仙骨と尾骨からできています。 男性の骨盤は幅が狭く背が高いのに対して、女性の骨盤は背が低く横に広がった形をしており、男女で違いを生じています。左右のお尻の盛り上がりに関係する筋肉と脂肪を乗せるのは腸骨と座骨です。 腸骨は上に向かって半円形に突き出している、いわゆるベルトがかかる部分とその下の前方向に向かって大きくお皿のように窪んだ部分とから成り、その部分にお尻を形作る主体となる筋肉がはまり込み貼り付いています。 座骨は腸骨の下に続き、やや大きな塊のようにどっしりしている骨で、その後ろ下方向に突出した先端が、座った時に当たって意識されます。主に太ももの後ろと内側に向かう筋肉の始まりの部位になっていま
2025年12月6日
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